5%ルールを利用してプロダクトマネージャーカンファレンス2022 に参加しました!

2022.pmconf.jp

こんにちは、ウィルゲートの開発室に2022年9月に中途入社したエンジニアの清水(@takaaki_w)です。
こちらのブログ

tech.willgate.co.jp

でも取り上げられている5%ルールを利用して、2022年11月2日(水)にオンラインで開催されたプロダクトマネージャー(以下PM)カンファレンス2022(#pmconf2022)に参加しました。
5%ルールを利用した感想と、PMカンファレンス2022に参加した感想をご紹介します。

5%ルールについて

業務時間の5%を自己研鑽に充てられる制度です。最大3ヶ月分の5%(3日分)をまとめて取得でき、社外の勉強会に参加したり、技術の習得をすることが出来ます。
利用後に開発メンバー全体に、感想やブログなど実施した内容の簡単な共有を行うことがルールとなっています。

利用した感想

率直に、とても良い制度だなと感じました。 前職ではこういった制度はなかったため、「日曜日に資格試験の受験をして終わったらもう月曜日。。」といったことや、「AWSのイベント興味あるけど平日だから参加難しい。。」ということが多々あり、悲しい思いをした記憶があります。
参加を上長に伝えると、快く「いいね!」と言ってもらえたので心理的な不安もなく気軽に平日のカンファレンスに参加することができました。

PMカンファレンスについて

プロダクトマネジメントに関するカンファレンスで、2016年から毎年開催されています。 1日かけて50名近くのプロダクト作りに関わる方が登壇され、プロダクトや組織作り、失敗談などをお話されていました。 今年は「回帰と進化」というテーマで、プロダクトマネジメントの原点に立ち返り再評価されるべきことや、進化してきたこと・これからあるべき進化などについての学びを深めたいと運営の方が仰っていました。

参加した感想・気づき

1. どれを見るか迷うくらい豪華なセッション

一番最初には、「プロダクトマネジメントのすべて」の著者の及川さん、Niantic(「ポケモンGo」などの運営企業)でPMをされている河合さん、 楽天でPMとして全体戦略を見られている齋藤さんらシニアPMによるキーセッショントークがあり、いきなり会場のボルテージが上がります。 その後も業界を代表する企業・個人の方が、各時間(20分)A〜Eの5セッションに分かれてYoutube上で生配信されます。
どのセッションもとても勉強になりそうなのに、同じ時間で見られるのが1/5なのでどれを選ぶか非常に迷います(アーカイブは残るので後日他のセッションも確認はできるそうです)。
またシニアPMだけでなくここ1〜2年でPMを始められたジュニアPMのセッションもあるので、PMに興味はあるけど経験がない私のようなエンジニアでも 業務に活かせそうなお話をたくさん伺うことができました。

2. PMに共通すること

どのPMの方も、自分の担当するプロダクトへの愛がとても強いんだなということが伝わってきたのと同時に、(担当プロダクトに限らず)非常に多くの時間触っていることが分かりました。 特にNianticの河合さんが仰っていた「PMのマネージャーになることで現場感が薄れ、生々しい会話ができなくなる。プロダクトを一生懸命使って肌感を失わないようにはしている。 PMに不信感を持たれないように、恐怖感と危機感を持って日々やっている。」という言葉が印象的で、誰よりプロダクトのことを理解しようとする姿勢が勉強になりました。
またコネヒトの吉岡さんが仰っていた「ないと失格なのはプロダクトの成功を願うマインドとユーザーを幸せにしたい気持ち」というお言葉にもハッとさせられました。 PMだけではなく全てのプロダクト作りに関わる人に必要なマインドですよね。

余談ですが、今回キーセッショントーク以外に10セッションを拝聴して感じたのが 「どのPMの方も本当に声が聞き取りやすく心地良い」のが印象的でした。 これは普段から様々な職種の方とやり取りされている中で培われている能力なのかと感じました。

3.非公式のDiscordも盛り上がる

各セッションの裏側ではDiscodeを使用しており、参加者はそこでリアクションや質問を常時投稿することができます(練習用のセッションもあるのでDiscode初心者の私でもすんなり入ることができました) 。
また、お昼や全セッション終了後にゴールドスポンサーのクライス&カンパニーの方がゲリラ的に「PM業界の現状」や「ジュニアPMの転職アドバイス」を開催され、100人近くの参加者が一瞬で集まり質問対応など行われていて盛り上がっておりました。

失敗したこと

1.オフラインの交流会に申し込みしなかったこと

カンファレンスの翌日(11/3)には、東京にてオフラインの交流会が開催されたそうです。 抽選で参加費もかかりますが、登壇された方と直接お話しできる機会があるのにも関わらず 申し込まなかったのはとても勿体無いことをしたと反省しております。 来年は他の方も誘って申し込みをしようと思います。

2. nonpiのフードボックス付きのチケットを申し込みしたのに申請忘れていたこと

フードデリバリーのnonpi様が協賛されており、フードボックス付きのチケットを申し込むと当日に合わせてこんなに美味しそうなフードボックスが自宅に送ってもらえるそうです。

(素敵すぎませんか??参加しない理由ないですよね笑)
私は申し込みをしたのですが申請をしていなかったので自宅に届かず、当日になって「あれ、そういえば届いてない。。申請必要だったんだ」と気付きました( ; ; )
皆さんも来年ご参加される際にフードボックス付きのを申し込まれる際はご注意ください!

まとめ

参加したことで多くの学びを得たことはもちろんですが、それ以上にプロダクト作りについてのモチベーションについて刺激をもらえたので参加して本当に良かったです。 来年も5%ルールを使って参加したいと考えておりますし、近い将来PMカンファレンスにスピーカーとして参加できるように頑張ります。
☆お知らせ:ウィルゲートでも本年からプロダクトマネジメントチームが発足してプロダクトの改善に取り組んでいます☆