【スライドあり】勉強会「【PHP事例】プロダクトをレガシーにしないために闘う現場のリアル」を開催しました!

こんにちは。ウィルゲートで開発を行っている池添です。

先日、2月16日に「【PHP事例】プロダクトをレガシーにしないために闘う現場のリアル」という勉強会をウィルゲートのオフィスを使って開催させていただきました!

connpass.com

今回の勉強会は、ランサーズさん、うるるさんと合同で発表させていただき、各社のプロダクトをレガシーにしないための取り組みを発表してもらいました。

ウィルゲートからは私が「PHP5.3からPHP7.0へバージョンアップの裏側」というテーマで発表させていただきました。

speakerdeck.com

勉強会中の様子

開始直前の様子 f:id:zoe302:20180222144411j:plain

株式会社ウィルゲート f:id:zoe302:20180222142250j:plain

株式会社うるる f:id:zoe302:20180222142528j:plain

ランサーズ株式会社 f:id:zoe302:20180222142808j:plain f:id:zoe302:20180222143548j:plain

懇親会・LT中 f:id:zoe302:20180222150510j:plain f:id:zoe302:20180222145436j:plain

感想

各社プロダクトの規模も長さも違いますが、プロダクトの成長を止めないためにレガシーにさせないようにしたいという思いは一緒でした。

サービスの規模や特徴によって一部を先に載せ替えたり、いったん機能開発を止めてでもバージョンアップをしたりと、バージョンアップのための具体的な進め方は違いましが、できるところから少しずつ進める、より多くの人の助けを得ながら進める、という点は共通していました。

ウィルゲートでは今後も、勉強会やイベントを開催していきますので、今後もお楽しみに。

社内ネットワーク大改革! オフィス全面フリーアドレスまでの道のり

はじめまして、インフラチームの内田です。主に社内ネットワークを担当しています。
ウィルゲートは2017年5月にオフィスを移転し、スペースの有効活用とコミュニケーションの活性化を目的に「フリーアドレス」を導入しました。
この時に行った大幅な社内ネットワークの変更事例についてご紹介します。
同じ事例などでお困りの際、少しでも参考になれば幸いです。

 

移転前のネットワーク状況

プロバイダ数最大6つ!

移転前にはプロバイダを最大で6つ契約しており、このうち2つが固定IP用、残りの4つが社員や来客者用の回線として利用していました。
帯域を考慮して部署ごとに回線を分けてインターネットへ接続を行っていたため回線契約がこんなに多くなってしまい、
なかにはマンションタイプなどの業務用途ではない物もあったために通信速度にも差がありました。

そして組織変更や異動等に合わせて社内の席替えを行う時、机や人の配置状況によっては床下の配線をたびたび直すことがあるので、
席替えにあわせて床のカーペットやブロックを剥がしてLANケーブルの配線をやり直すなど、作業的には結構な負担になっていたのを覚えています。

有線LANと無線LAN

社内ではファイルサーバやプリンタ等の共有物も含め、もともとは全て有線LANでネットワークに接続されていました。
そこに「来客者もインターネット接続できる環境が欲しい」という要望があがり、ゲスト用の無線LANが後から追加されることに。

その際に来客者セグメントを分割し、来客者が社内ファイルサーバ等にアクセスできないように制限するなど、セキュリティを担保しつつ、
認証方式もWPA2-PSKという一般的なID/Password認証を採用し、定期的にパスワードを変更する運用を行っていました。

しかし社内にノートPCの利用者が増えてきて無線LANのニーズが高まり、いつしか「普段は無線LAN、ファイルサーバなどに用がある時は有線LANに接続」のような使われ方が普及し始めていました。

 

オフィス移転に向けて

移転後のネットワーク要件

大きく分けて3つの要件が挙がりました。

  • フリーアドレスを導入、全面的に無線化。
  • 通信速度は移転前と同じ程度の速度を維持、業務に支障のないように。
  • ファイルサーバ等へのアクセスは社員のみ可、ゲストはインターネットのみ利用可。

フリーアドレス、通信速度に関しては要件に応えられるアクセスポイントや回線を用意すれば良い話なのでそれほど難しい話ではありません。
ですが、3つ目のアクセス制限は有線LANと無線LANで用途を分けていたから容易に実現できていたものの、無線LANのみの場合オフィスビルの外にも電波が飛ぶため物理的な制限は出来ません。
どのようにして社員と社員以外を区分するのか考える必要がありました。

 

フリーアドレスに向けて思ったこと

正直なところ、全面的にネットワークを目視できない物に変えていくのは恐怖でした。
今までネットワークの不具合が起きた時にどこが悪いのか物理的に確認できて分かりやすかったのですが、無線ではそうは行きません。

しかし床下配線などの作業から解放されるとともに、何よりも自分の手で社内ネットワークを再構築出来るという所にモチベーションが上がりました。
またオフィス移転自体が滅多にあることではないのでいい機会と捉え、さらにプロバイダの見直しやネットワーク上の問題点を解消させたいと考えました。

 

社内NW構成変更

1. プロバイダ見直し

とりあえず6回線もあるプロバイダを見直すところからはじめました。
基本的には今までと同じように社員用・ゲスト用の2回線に限定し、それ以外は廃止。
加えて社員用の回線は可能な限り広い帯域の物を用意し、通信速度の低下を避けるため2GBの回線を用意しました。

また移転後は全面的に無線化されるため、オフィス内外の電波干渉についても考慮しました。
ネットワークが不安定になることを回避するため、社員用は5Ghz、ゲスト用は2.4Ghzと棲み分けさせます。

2. マルチSSIDとVLANで社員用・ゲスト用を分割

移転後は社員用・ゲスト用ともに無線LANとなるため、何らかの形で明確に分けておく必要がありました。
しかし社員用・ゲスト用毎にアクセスポイントを用意すると台数が2倍になり、管理コストが跳ね上がります。

そこで1つのアクセスポイントに2つのSSIDを割り当てるマルチSSIDを採用し、VLANによって仮想的にセグメントを分割。
さらにL3スイッチとルータで、VLAN毎に利用する回線を分けるように設定しました。

3. PoEを活用、アクセスポイントを天井に

移転前はコンセントから電源を確保してアクセスポイントを窓際等に設置していましたが、知らないうちにLANケーブルやコンセントを抜かれていた事もありました。
そこで移転後はアクセスポイントを天井に設置、オフィス内全体に無線が行き届くような場所に設置。
電源についてはLANケーブルを通じて給電できるPoE対応のアクセスポイントとハブを用意することで解決しました。

 

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このように(人の手の届かない)天井に設置しています。
アクセスポイントには天井裏から伸びているLANケーブルが1本だけ繋がっており、PoEで電力を供給しています。

4. ルータ・PoEハブ・アクセスポイントのメーカーを統一

もともとルータはYAMAHA製品を使用しており、アクセスポイントには当初はBUFFALO製品を検討していました。
しかし機器の選定を続けていくうちに、ルータ・PoEハブ・アクセスポイントを同じYAMAHA製品で統一するとGUI上でアクセスポイントの設定や管理を行えることが分かりました。
かなり使えそうな手応えがあったため統一します。
実際使ってみた感想としてはかなり便利で、視覚的に社内ネットワークを管理出来るようになっています。

5. 無線の認証方式・WPA2-EAPでActiveDirectoryと連携

移転前は無線LANの認証方式にはWPA2-PSKを利用していました。
しかしそれはゲスト用の回線だったからこその運用なので、社員用のネットワークが無線となるとパスワード漏れの危険性が上がります。
退職者が出たらその都度パスワードの変更が必要となる等、管理上の問題が多数見つかったのでWPA2-PSKは廃止。

それでは何を認証情報に使おうかと考えた末に、社員のアカウントや端末を全て管理しているActiveDirectoryを利用出来ないかと考え、
アカウント情報と証明書のセットで認証を行うWPA2-EAPという方式を採用しました。

まずActiveDirectoryに認証サーバ(RADIUS)の役割を追加し、グループポリシーによって証明書を各端末に配布するように設定しました。
これによって、管理下の端末及びアカウントには配布された証明書を使用して認証を行い、社員用の無線LANに接続出来る状態が実現できます。
逆に、社内で管理されていない端末には証明書が配布されないので社員用の無線LANに接続が出来ません。
また退職者などActiveDirectory上にアカウントが無い場合も認証が通らず、社員用の無線LANに接続出来ないようになりました。
無線LANでもかなり強固なセキュリティ体制をつくる事が出来ました。

6. SPOFの解消、L3スイッチの冗長化

移転前はルータとL3スイッチは共に1台ずつしかなく、このどちらかが壊れた時点で社内のネットワークが停止する状態となっていました。
いわゆるSPOF(単一障害点)です。

このリスクを避けるため、まずはL3スイッチの冗長化から行うことにしました。
L3スイッチを2台新たに用意してVRRP設定によって冗長化を実現、1台が壊れたとしてもネットワークが停止する事態は発生しなくなります。

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現在のネットワーク構成を簡単に図解したものがこちらになります。

L3スイッチについては冗長化出来ましたが、残念ながら時間の都合上ルータの冗長化は後日に見送られることになりました。

 

いざオフィス移転

移転完了、想定通りの挙動 と思いきや・・・

オフィス移転そのものは問題なく完了しました。
今回始めて導入したマルチSSID及びVLANも想定通りに稼働、社員用とゲスト用でネットワーク及び回線も分かれていました。
WPA2-EAPも順調で、社員は社員用ネットワークに接続できており、ゲストは社員用ネットワークに接続できていない状態でした。
想定していたとおりに動いてくれたので、とりあえず一安心したのを覚えています。

一安心していたのですが、直後に通信速度が極端に遅いという問題が発生しました。
しかし調査開始とともにすぐさま原因は判明、アクセスポイントのファームウェアが最新の物ではありませんでした。
ルータ等のファームウェアは更新しておいたのですがアクセスポイントだけすっかり忘れていました・・・更新したら無事直りました。

今度は瞬断が頻発

通信速度は改善されたのですが、今度はネットワークから瞬断されるクライアントが多数発生。
ログをチェックすると「PMKcacheの有効期限が300秒で切れました」というメッセージが頻発しており、アクセスポイントとクライアント間の接続が5分間隔程度で切断されていることが確認できました。
PMKcacheとは一度認証に成功したことをアクセスポイントにキャッシュとして持たせておき、有効期限内の再接続時に認証を省略させる機能です。
アクセスポイントの設定ではキャッシュの有効期限を12時間としているのですが一向に反映されません。

ひとまずメーカーに問い合わせしたものの、有効な回答を得られませんでした。
そこで認証サーバでキャッシュの有効期限をデフォルトから12時間に修正したところ、アクセスポイントにも設定が反映されて瞬断が起きることはなくなりました。

なお、後日メーカーからファームウェアに存在していたバグだったと回答を頂き、後に解消されたファームウェアが配布されていました。

またも瞬断が頻発、今度は何が悪いのか

5分間隔で瞬断される事象は解消されたにも関わらず、場所によっては変わらず瞬断されてネットが途切れるという人が発生していました。
もう一度ログを良く見てみるとDFSという単語が頻出しており、その直後にチャネルが強制変更されていることが分かりました。
DFSとは気象レーダーなどの電波と干渉してしまった際にチャネルを強制的に変更する機能です。
どうやら5GhzのW53,W56帯域は気象レーダーと競合してしまう帯域らしく、そこでチャネルが変わり切断されていたことが分かりました。

5Ghzの無線LANは通信速度の低下を避けるために5GhzはW52・W53・W56の帯域を利用して広いチャネル幅を確保していましたが、これが返って仇になったようです。
W53,W56帯域はチャネルが変更の度に瞬断されてしまうので、アクセスポイントの帯域をW52の中だけに変更。
かつオフィス内でチャネルの競合が起きないようにW52内でうまく再設定した所、瞬断騒動は収まりました。

現在は落ち着いて稼働中、ようやく一段落

色々と問題は起きてしまいましたが、現在では安定して稼働しています。
やはり有線LANから無線LANへと移行する上で原因追求の難易度や慣れてない作業などが多数ありましたが、それでも色々勉強になりました。
特に無線に関する技術や知識を多く学べました。

またフリーアドレスのおかげでオフィス内の配線はほぼなくなり、回線の数だけあったONUの数を減らすこともできたりオフィス内のどこに行ってもネットワークに接続できるようになったりと、いい感じに構築できたかなと実感しております。
まだルータの冗長化が残ってるので、準備ができ次第取り掛かりたいと思います。

「Comfortable development / 2.0」チーム目標に対する取り組み

 こんにちは。サグーワークス開発チームの横道です。

 

弊社では毎年半期に一回、チーム目標設定をしていて

その目標に対して色々取り組んできたので複数回に分けて紹介したいと思います。

 

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目標自体はチームメンバー全員で決めており

この半年で取り組んでいきたいことや、変えていきたいことをブレストで出しあい

みんなの意見をまとめて目標にしています。

 

そこで決まった2017年度下半期(9月~3月)の目標が

タイトルに記載している「Comfortable development / 2.0」でした

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目標の意味は

サグーワークスがリリースされてから5年経ち

デザインリニューアルや市場の変化に対応するための機能拡張を重ねるうちに開発しづらい箇所や使われなくなった箇所が残っていたりしています。

全体的に見直して開発を取り巻く環境を今より1段階上げて

開発をより快適にすることで開発速度を向上させようとなりました。

 

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Comfortable:快適な・居心地の良い

Development:開発

2.0:バージョン2.0

=快適な開発環境にバージョンアップする

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この目標に向けてやってきた取り組みを

少しずつ記事にしていくのでお楽しみに!

【スライドあり】勉強会「【PHP7 実践編】事例で学ぶ CakePHP と Laravel の徹底比較」を開催しました

こんにちは。ウィルゲートで開発を行っている岡田です。

先日、1月25日に「【PHP7 実践編】事例で学ぶ CakePHP と Laravel の徹底比較」というタイトルの勉強会を開催いたしました。

同じ内容の勉強会を昨年の9月にも開催しており、スライドも公開したところ好意的な反応を多くいただいたので、再講演させていただくことになったのが今回の背景です。

www.slideshare.net

※スライドのタイトルは昨年に開催したときのものです。SlideShare は後からスライドを更新できないのを初めて知りました。。。

スライドだけでも内容が分かるように作ったつもりなので、具体的な内容はスライドを見ていただければ、と思います。

このスライドで伝えたかったことは最後の1枚にまとまっています。

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こういった特徴を把握したうえで、サービスやチームに合わせた選択をしていけるといいですね!

ウィルゲートでは今後も様々な勉強会・イベントを開催していく予定なので、今後もお楽しみに!

マーケティング事業の開発現場でリアルに使われるJS事情」に登壇しました

こんにちは。ウィルゲートのエンジニアの岡田です。

11月2日に株式会社オプト様のオフィスで開催された「マーケティング事業の開発現場でリアルに使われるJS事情」という勉強会に、「プロダクトに 1 から Vue.js を取り入れた話」というテーマで登壇させていただきました。

  • 発表資料はこちら

https://www.slideshare.net/ShoheiOkada/1-vuejs

登壇内容

私の所属するソリューションチームでは、今年6月に JavaScript フレームワークである Vue.js を導入しました。 今回はチームメンバーの宮西と分担し、私からは「どのようにして Vue.js 導入を進めたか?」、宮西からは「Vue.js を導入したことでどのように変わったか?」という発表をさせていただきました。

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発表資料は「JavaScript フレームワークを導入しようとしている」「導入を検討している」という人が参考にできるような内容にしたかったので、導入して良かったことの他に「こうすれば良かった」という学びについても触れています。 この資料が少しでもJavaScript フレームワーク導入の手助けとなれば幸いです。

感想

今回の勉強会は大盛況で70名を超える方にご参加いただきました。これだけ多くの参加者の前で発表できるという体験は貴重で、とても良い経験になりました。 また、他の方の発表や懇親会の情報交換で、「次のステップに進むためにはどうしたら良いか」についての指針を与えてもらえたので、今度は業務にそれを活かしていく予定です。

こういった場で情報発信を行うことは聞く側にとっても発表する側にとっても、メリットがあるはずなので、今後も積極的に情報発信を続けていきたいと思っています。

輪読会はじめてます!

こんにちは! ウィルゲートの開発室にて内定者インターンを行っているエンジニア(の卵)の大津です。 最近Amazonの欲しいものリストに追加する技術書のペースが、買うペースを上回っていて困っています…早く全部読み終えたいです。 今回の開発ブログでは、開発室で取り組んでいる輪読会についてご紹介します!

輪読会とは?

輪読会は担当者が事前に割り当てられた本を読んで、その内容をパワーポイントにまとめたものを他の参加者に説明するというものです。主に若手のエンジニアが中心となって毎週木曜日の定時後に活動しています! 疑問点があれば、その都度、参加者が指摘し、より本についての理解を深めていく方法で進めています。そして最後に、参加者からの質問や意見をさらに発展させて議論したり、その日の内容を手を動かして実践してみたりしています。 ちなみに、前回は『プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則』(上田 勲(著)、 秀和システム社(出版))という本を題材にし、今回は『SQLアンチパターン』(Bill Karwin(著) 、オライリー・ジャパン(出版))という本で輪読会を進めているところです。

参加してみて良かったこと

ただ、本を読むだけでは得られた知識を使うイメージが沸かず、なかなか実際の業務には活用しにくいのではないでしょうか。 SQLアンチパターン輪読会では、「データが増加し続けても、クエリの実行速度が遅くならないテーブルの構造を考える際、アンチパターンとして『テーブルや列をコピーすること』が挙げられていたが、それは、自分がこれまで実践したことのないやり方だった。担当するサービスがアンチパターンに当てはまらないように、今後は意識したいと思った」といった実際のサービスを例にした考え方を聞くことができるので、イメージが沸きやすくなり、本で得た知識を実際の業務で使いやすくなります。

参加してからの自分の変化

以前は一人で本を読んで調べていたので、本から学んだ知識の捉え方が本当に正しいのかわからず、必要な情報以上に調べることもありませんでした。 でも、輪読会では多くの質問やツッコミが飛び交うため、自分の間違いや勘違いに気づきやすく、さらに本に書かれていない情報や疑問が発信されることもあり、内容の理解をより深めることができるんです。 輪読会の影響で調べものをする時に、関連してさらに得られる知識がないかと深掘りをする癖がつきました。 また、日々の中でも時間を見つけて本を読む習慣がついてきたので、以前よりも本を読む時間が増えた気がします。

最後に

個人的には、「SQLアンチパターン」を読み終わった後は、気になっている「プログラマが知るべき97のこと」を輪読したいなと思っています。 輪読会は本の内容を理解できるだけでなく、一人で読んだだけでは学べないことを学べる貴重な場。 今後も積極的に輪読会に参加して、たくさんのことを学んでいきたいです!

別々の道を歩んできた4年間。同期3名が入社からこれまでを振り返るエンジニア対談。

-まずは、それぞれどのようなお仕事をしているのか教えてください。

片岡:僕はインフラエンジニアをやっています。「暮らしニスタ」と「Milly」と「サグーワークス」を担当していて、サービスの特徴や成長に合わせたインフラ基盤を構築することが仕事です。分からないことや迷ったりすることもありますが、他社メディアの話を聞いたりして、外部からヒントを得るようにしています。あとはエンジニア採用にも関わっています。

横道:今は「サグーワークス」のPMをやっています。具体的にはサービスに必要な機能の要望を受けて、それをシステムにどう落としこむかを考え、必要であればプロジェクト化して開発スケジュールを決めたり、機能の内容をメンバーや事業部と詰めたりしています。 サグーワークスのプロジェクトは、開発メンバーと事業部側を合わせて30人くらいの大規模なものになります。人が足りないと採用もしないといけないし、開発に必要なことをすべてやるのがPMの仕事ですね。

尾崎:僕はチームに属さない“ぼっちの人”です(笑)。去年の1月から技術責任者をやってます。入社2年目で就任しました。 これからのウィルゲートの開発をもっとよくするためにGMや役員と日々話し合って開発戦略を進めることがお仕事です。その一環として機械学習について研究をしたり、採用や教育をしたりもしていますね。

-3人とも全く別の領域で活躍しているんですね。

片岡:確かに別々ですね。

横道:仕事以外ではしゃべらないしね(笑)。

片岡:そうそう。あまりしゃべらない(笑)。

横道:入社した時から仕事は別々ですね。あの時は今ほどはいろいろなことが整っていませんでした(笑)。今は組織体制も環境もかなり整いましたが…。

片岡:毎週のようにアラートがきて、サーバがよく落ちてたよね(笑)。

横道:そして、そのたびに運営担当に呼び出されてた(笑)。 みんなそうだったと思うけど、業務量が膨大だったから、早くサービスを覚えてどうにかしないといけないと思って必死でしたね。最初の半年はあっという間に終わった感じ。

尾崎:僕の場合は2人と違って大学4年生の8月からインターンをやってたのもあって、一足先にそういう雰囲気を感じていましたね。だから、4月の入社時には慌ただしさにも慣れて落ち着いていました(笑)。そのあたりで、2人とは違った動きができていたかもしれないです。

-なるほど。そういう状況を乗り越えて、今のみなさんの活躍があるということなんですね。話は変わるんですが、それぞれ自分の得意なところや、お互いにいいなと思うところをおしえてください。

尾崎:自分が得意なのは、新しいことに積極的に挑戦することだと思っています。新しい技術に飛び込んでいって学んだりはよくしているかも。好奇心が強いから、仕事中に調べものをしていたら、そこからどんどん脱線して転がっていってしまうことも(笑)。

片岡:尾崎はとりあえず、なんでもやってみてるよね。 仕事を選ばないし、なんでも巻き込んでやっちゃう特攻隊長的な感じ。そのうち、勝手に何かが出来上がっているようなイメージだよね。

横道:知識量半端ないよね。依頼すればなんでもやってくれちゃうから、分からないことがあれば、とにかく「尾崎に聞く」という風になってるね。

尾崎:僕は分からないことに興味があるから、とにかく調べてちょっとわかるくらいの知識がたくさんある感じですね。 片岡については、プロ意識が強くて、やりきる気持ちが本当にすごいと思う。その時はできなくても、「自分がやらなきゃ」とやりきってしまう。1年目の9月くらいから3人で「サグーワークス」のリニューアルをやっていた時にそう感じましたね。

尾崎:あと、積極的にいろいろなことやってるよね。ISUCON(※)とか。

※決められたレギュレーションの中で限界までwebサイトの高速化を図るチューニングバトル 横道:1年目の時に「Hacker’s GATE(※)」も立ち上げたよね。開発をよくするために組織に取り入れたらいいよねっていうのを考えるだけじゃなくて、きちんと実現してくる。自分はそういうのやらないから(笑)、本当にすごいと思う。 ※社内で開催される技術勉強会などの活動の総称

片岡:自分の強みとかはよく分からないけど、面白いことが好きでわくわくしたいとは思ってますね。新しい技術とか気になったことはとことん突き詰めて勉強しています。 イベントや勉強会に参加していいなと思ったことを社内に持ち帰って取り入れてる感じです。

-ウィルゲートの開発室には好きなことを勉強できたり、「やってみたら?」と背中を押してくれるような文化があるということでしょうか。

尾崎:周りのエンジニアからは、上司の頭が固くて何もさせてもらえないとは聞きますね。うちの場合は、いつでも新しいものをやれるように上司も待ち構えているから、「やりたい理由」さえ話せたら、やらせてもらえることも多いです。面白そうだから取り入れてみようってなりますね。

片岡:よい環境にするための挑戦は積極的にやらせてくれますね。 入社当時から新しい試みばかりやってたので、今もそんなことばかりやってます。

-なるほど。ところで、横道さんの強みはどんなことですか?

横道:僕は作りたいものがあるときに、どういうチームでどうやって進めていったらいいかというのを考えるのが得意ですね。入社時はプログラムも書きたかったし、マネジメントもやりたかった。でも、せっかく会社に入ったんだから、会社でしかできないことをやりたいと思ったんです。だったら、マネジメントをやってみたいと。 そこが2人とは違うところなのかも。エンジニアは自分も含めて変わり者も多いし、自分よりも年齢もキャリアも高いメンバーのマネジメントは難しいです。 でも、ウィルゲートだからこそチャレンジできたんじゃないかなと。新卒2年目でリーダーなんて普通はやらせてくれないと思いますね。

片岡:確かに、横道は効率的にプロジェクトを回すのがうまいなと思う。サグーワークスという大きなプロジェクトの中でエンジニアを上手くまとめているなと。誰に何を任せるかとか。

尾崎:横道は人を配置するのが得意だよね。

横道:マネジメントは人ごとにやり方を変えるようにしていますね。レールを引いてあげないと伸びないタイプもいるし、自分の好きなものを追求させてあげた方が伸びるタイプもいるんです。 責任感があって、新しいことをやりたいという人には自由にやってもらっていますね。それを後ろから見ていて、方向性がズレそうなら声がけをしていく。「こういうのをやりたい」と言われたら、とりあえず「やってみれば?」と背中を押すようにはしています。

尾崎:あと、横道はヘルメットかぶってるんじゃないかってくらい安全第一だよね(笑)。最近は新しいことにも挑戦するようになってきているけど、前は本当に保守的だったよね。昔の経験からそうなってるのかもしれないけど、サービスに愛情をもって慎重に進めているよね。

横道:そうですね。めっちゃ慎重派だと思います。

片岡:僕と尾崎が壊しに行くタイプで、横道は守りに行くタイプかな(笑)。

横道:ほかの2人にあって、自分にはないという部分があるので、「自分もやらないと」と感じることはありますね。新しいものを取り入れつつ、守るべきものを守って、両方大切にしていきたい。最近は組織としても、新しいものを取り入れることができるようになってきましたしね。

-3人で一緒にやってみたいことはありますか?

尾崎:3人ともやってることもスキルも違うから、チーム作ったらおもしろそう。何をやるかは思いつかないけど(笑)。

横道:自分は1年目にやったプロジェクトを3人でもう一度やり直してみたいな。 今やり直せたら、あの時よりももっとうまく回せると思う。

片岡:確かに。あの頃はいろんな壁にぶつかってスムーズに進まないことも多かったよね(笑)。

-みなさんの今後のwillについて教えてください。

片岡:ウィルゲートの技術レベルを上げるために、新しい技術を取り入れていくことと、インフラができる人を増やしていきたいですね。中長期的にはサービスをゼロから生み出せるようになりたいです。

尾崎:昨日の夜、ちょうどその話をしていたよね。社内には「サーバやネットワーク関係の不具合はとりあえずインフラチームに頼めば大丈夫」と思っている空気がある。でも、細かい仕事が全部インフラにいくと新しい技術を取り入れる余裕がなくなっちゃうから、他のエンジニアにも簡単なインフラは覚えてもらいたいよね。

自分がやりたいところでいうと、今はいろいろとやらなきゃならないことが増えてるんだけど、頭を使って何かをやるよりも、ひたすらコードを書きたいと思っています。 今は機械学習について調べたり、活用する場を模索していたりするけど、成果が見えにくいし、専門の人に任せて僕は実際のサービスを作ることに徹した方がいいんじゃないかと思い始めていますね。

横道:尾崎がメンバーとしていてくれたら、ものすごく頼もしいですね。大変なプロジェクトを走らせる時に、まるっとお願いして、適当に妄想だけ伝えて、それを形にしてもらえるから。PMの仕事も部分的にやってもらえる感じで本当にいいですね。 ちなみに、僕も手を動かしたいとは思っていますね。入社してからプログラマーとして書く機会が少なかったので、がっつりコードを書くこともしたいです。

尾崎:そうだよね。コードを書くこと自体も好きだけど、ものを作ってそれができるのが楽しい。人を動かして作るというやり方もあると思うけど、自分で作ったという方が達成感がある気がする。

横道:それと、リーダーとして必要なスキルとしてコードを書けるってのはあると思う。できれば、一度メンバーに戻って、そのスキルを鍛え直したいですね。メンバーになれば動きも変わるから、そこも体験してみたいです。

-みなさんが一緒に働きたいと思うのはどんな人ですか?

尾崎:単純に僕がもっともっと勉強したいというのもあって、技術がめっちゃ高い人と一緒に働きたいですね。今だとウィルゲートで誰がすごいって聞かれたら、僕かなってなるんですよね。だから、すごいすごい!って言われるような人と一緒に働きたいですね。

片岡:自分はサービスやユーザのことを考えて正しく技術を選択できる人がいいですね。そういうことを考えた上で、とりあえずやってみるというのができるといいですね。

-若手に期待することはありますか?

尾崎:自分は採用もやっているので、よく学生と話す機会があるんです。彼らはぼくらとIT環境が全く違って、スマホから育ってそこからエンジニアの世界に入ってきている人もいるので、脅威でしかないですね。でも、そういう人たちだからこそ学んだ知識や技術があると思うので、そういうのを持った人に来てほしいですね。

横道:学生時代の方がいろいろなことができますよね。今は作りたいものが作れる環境があると思うんです。社会人になったら、会社が求めるベースにそったものしか作れなくなる。だから、学生時代にいろいろ作って経験して、アクティブにいろいろやっている子と一緒に働きたいですね。

尾崎:それは確かにあるかも。すごいなと感じるのは個人的にものを作っている子が多いですよね。それも、自分でやっているだけじゃなくて、ちゃんと公開している。やってみたいと言っているだけじゃなくて、もうやっちゃってるんですよね。

横道:そういう子が入ってきたら、開発室全体が危機感を持つから底上げになりそう。

片岡:確かに。エンジニアという職種で必要なスキルは、学生のうちに身に着けられる部分が多いと思うので、社会に出たらやるというより、すでに何か作ってますという方に入ってほしいですね。

-最後に今回の対談の感想をどうぞ。

尾崎:こういう話はしたことがなかったので、お互いのできることとか、こういう人が欲しいとかいう話は新鮮でしたね。

横道:普段は依頼とか相談とか…仕事の話しかしないので。少し変な感じでしたね(笑)。

片岡:僕はみんな苦労してるんだなと(笑)。領域は違いますが、負けてられないですね。

-ありがとうございました!