コンテンツ業務改善チームの大津です。
今回自分が主催したOSSソースコードリーディング会の開催とその様子についてお伝えしたいと思います。
OSSソースコードリーディング会とは?
OSSソースコードリーディング会とは、OSSライブラリやフレームワークのソースコードを読み進め、OSSライブラリやフレームワークの仕様理解を深める会です。
ソースコードリーディングしたいライブラリやフレームワークは参加者自身が決め、もくもくと読んできます。
当日の様子
当日はこんな感じで告知をしました!
開始時刻になると、まずOSSソースコードリーディングのやり方やメリットについて大津が説明しました。
説明に使用したスライドはこちらになります。
説明が終わると、参加者自身が読むと決めたライブラリやフレームワークのソースコードをもくもくと読んでいきました!
当日参加者が読んだライブラリやフレームワークの一例を紹介します!
- Laravel LazyCollectionについて
- CakePHP Collectionのextractメソッドについて
- CakePHP FormHelperのinputメソッドについて
また、OSSソースコードリーディング中に詰まったところがあれば、適宜大津が手助けしたりしました!
開催のねらい
OSSソースコードリーディングの敷居を少しでも下げたかった
弊社でもOSSのライブラリやフレームワークをサービスで使っています。
時に理解を深めたり調査をするため、OSSのライブラリやフレームワーク内部のソースコードを読まなければいけないことがあります。
しかし、いきなりOSSのライブラリやフレームワークを読み進めると、様々なスキルやテクニックが求められることに気づきます。
- ソースコードの読み進め方
- 言語仕様の理解
- ドキュメントやソースコードのコメントに書いてある英文のリーディング
- GitのログやIssue、Pull Requestなどの読解
今回の会を経て少しでも勘所を掴んでもらったり、OSSソースコードリーディングそのものの楽しさを知ってもらうことで、OSSソースコードリーディングを身近に感じてもらうことを会の目的としました。
OSSソースコードリーディングのメリットを知って欲しかった
説明で使用したスライドにも書いてありますが、OSSソースコードリーディングはアウトプットに繋げやすいというメリットがあります。
- OSSソースコードリーディングでわかった内容をブログにまとめる
- リーディング中疑問に思ったことをissueで聞いたり、バグを見つけて直してPull Requestを出す
- 登壇のネタにする
実際にOSSソースコードリーディングをしてもらうことで、上記のメリットをより感じてもらうことも目的の一つとしました!
今後はどうするか?
今回開催したOSSソースコードリーディング会は、お試し開催でした。
開催してみてわかったことや改善点を振り返って、本開催を目指したいと思います!