2年目エンジニアが初めてのPhpStormを使いこなせるように工夫したこと

はじめに

こんにちは、ウィルゲート 開発室 新卒2年目エンジニアのことみんです。

PHP で開発するときに今までは Visual Studio Code (以降 VSCode) を利用していましたが、今年の5月から PhpStorm を使いはじめました。そこで、私が使い始めたきっかけや使いこなすために工夫したことを紹介します!

また、この記事の内容は 9 月 24 〜 25 日 に開催される「PHP Conference Japan 2022」のLT大会でも発表します!

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PhpStormを使う前まで

PhpStorm 等の JetBrains 製品の存在は学生の頃から知っていました。

社会人になってからも周りの先輩エンジニアから機能もたくさんですごい使いやすいよという話は聞いていました。

しかし、当時使わなかった理由としては

  • つよつよエンジニアの人が使っているし、機能もたくさんあるのに私が使いこなすなんてとても難しいんじゃないか?
  • VSCode でも別に困っていないし新しいエディタ使うのちょっと怖いし大変そうだな

と思っていたからです。

そんな私も2年目になり少し開発に慣れてきて、会社制度で PhpStorm のライセンスを使えることを知っていたため、使ってみることにしました!

使っていくときに工夫したこと

新しいツールを使うときは、まず使い方を覚えるのが難しいので躓きやすいです。

そこで、「100日後に PhpStorm と仲良くなることみん」というページを社内ブログに作りました。

このページは「PhpStorm をカッコよく使いこなせるようになりたい!」という目標のためのページです。

100日間、このページを運用するためのルールを3つ決めました。

  • 毎営業日このページを更新する
  • 1日30分は PhpStorm を使う
  • 1日1ショートカットキーを追加する

最初 PhpStorm を使い慣れないうちは使い慣れている VSCode に逃げがちになっていたため、1日30分使うをルールにしました。

もう一つの「1日1ショートカットキーを追加する」は、せっかく新しく使い始める PhpStorm、様々な便利な機能を使いこなせるようになりたい!と思い、ルールにしました。

ただそんなに意思が強いのは最初だけで、ページを作ってルールを定めただけでは継続するのは難しいです。 そこで、このページを更新したら、Slack の自分の分報チャンネルに通知をするように設定しました。

分報チャンネルの様子

おかげで、更新した内容を見た他の人からも追加で「こういう機能も便利だよ」というのを教えてもらえたりしました。

誰かに見てもらえる環境にしたことで、アウトプットを継続しやすくなるのですごくオススメです!

工夫してみた感想

毎日 PhpStorm を使っていく中で、このページがあったことで続けられたという実感があります。

また、ルールは決めたもののゆるく運用していたのも良かったです。

たとえば業務の中では PHP の開発をしない日もあるので、そういう日は「まあいっか」ぐらいの気持ちで気にしないとかです。 あとは、ショートカットキー以外でも、便利な機能を知ったら都度追加したりもしていました。

使っている中で新しく知った機能をメモしてページを更新していくので、自分専用のカンペが出来上がってくれます。

他にも、このページの編集モードを裏で開きながら開発をして、知ったときにすぐ書き込めるようにしていたのも継続出来た理由の1つだと思います。

おわりに

今回使い始めるときに工夫したことで、いまでは PhpStorm 無しで開発するのは難しくなってしまいました。 新しいツール等を使い始めるとき、「ちょっと勇気がいるなあ」と今までは感じていましたが、そのハードルも下がりました。

まだ PhpStorm を使ったことない人も、仲良くなったら開発がより楽しくなるかもしれませんね!