みんなで学ぶスクラム!SCRUM BOOT CAMP THE BOOKの輪読会レポート

はじめに

こんにちは!ウィルゲート開発グループの中尾(のまど )です! 今回は、「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」 を使って行った輪読会についてレポートします。🎉

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スクラムに興味のある方、これから取り入れてみたいと思っている方にはぴったりの本でした。📚 スクラムの基本から実践までを、事例やイラストを交えて分かりやすく解説してくれるので、初めての人でもすぐに理解できるようになっています。

輪読会の進め方

この輪読会では、最低6名以上のメンバーが集まったときに開催、ファシリテーターはローテーション式。週に1時間、以下のサイクルで進めました👇

  • 各自で20分読みながら気になった箇所・気づいたことなどをSlackに投稿 → 10分感想やSlackの投稿内容を口頭で話し合う(2セット)
  • 各自、事前に「読了後のゴール」を設定 → 完読後にゴールを達成できたかを全員振り返る

形式自体はシンプルですが、「読んだ分だけでOK」という柔軟さがあったため、どの章からでも気軽に参加できました。

また、感想をシェアする時間を大切にしたことでみんなが自分の考えを深めることができ、結果的にメンバーの参加率も向上。忙しい中でも、無理なく続けられる形で進行できたのが大きなポイントです💡。

本の内容をざっくり紹介

「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」は、スクラムを体系的に学びたい人にとって最適なガイドブックだと個人的に感じました。特に印象に残った内容をいくつか紹介します👇

スクラムの基本思想

「スクラムとは何か?」から始まり、その根底にある価値観や原則についてわかりやすく説明されています。特に「あくまで開発チーム全体で責任を持って作業を進める」「自己組織化」など、コミットメントを達成することだけが目的ではなく、チーム全員が責任を持って協力することが大切という教えが刺さりました。

スクラムイベントとその役割

スクラムチームが週ごと、あるいはスプリントごとに行うイベントについても詳細に触れられています。これにより、実際の現場でどのように進めていくのか、イメージがつかみやすくなりました。

よくある課題とその対策

スクラム開発中に直面しがちな問題や、その対処法も盛り込まれており、実践的な知識が得られました。例えば、振り返りのフレームワークとしてKPTやバーンダウンチャートや、遅れやアクシデントが起きたときの対処例などが挙げられ、実務でも活かせそうだと感じました。

この「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」は、スクラムの概要から基本的な進行方法、チームでの取り組み方まで網羅されているので、どの章を読んでも実際のプロジェクトに直結する学びがありました。

印象的だったシーンや学び

それぞれ印象に残ったシーンを聞いたところ、以下のような意見が寄せられました

  • 23章:「スクラムで重要なのは、コミットメントを果たすことじゃなくて、責任を持って取り組むこと」というメッセージに共感したという声が多数。実際のチーム運営でも、このマインドセットが大切だと改めて感じたとのこと。
  • プロジェクト調整の話:プロジェクトで調整できるのが「品質」「予算」「期間」「スコープ」の4つの要素しかない、という話は、実際の現場でも活かせる学びとして受け止められました。

他にも、過去の経験や実際のプロジェクト事例をシェアし合うことで、ただ本を読むだけでは得られない視点や気づきを得ることができた、というフィードバックが多かったです📖✨。

参加者の感想

輪読会を終えて、メンバーからは今後の改善点や感想も寄せられました

  • 進行役のローテーション 方式がとても良かったので、次回以降もこの形式を続けたいという意見が多かったです。
  • 初版と増補版で異なる点があったため、次回からは 最新版 を使うようにしようという提案がありました。
  • 参加人数が最大で11人集まり、大規模な輪読会となったことで、より活発なディスカッションが生まれたと感じました。

実際に輪読会の中でも、みんなそれぞれが自分の仕事やプロジェクトにどう適用するかを考えながら進めていたのが印象的でした✨。

まとめ

まとめ 「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」を使った今回の輪読会は、スクラムの基礎を学ぶだけでなく、実際の業務にどう活かすかを考える良い機会となりました。また、チームメンバー全員が同じ知識を共有することで、今後のプロジェクト運営もスムーズに進められると確信しています。

次回も引き続き、チーム全員で成長していけるよう、全員で楽しい輪読会を続けていきたいと思います🙌!