この記事は「ウィルゲート Advent Calendar 2022」の 13 日目の記事です!
はじめに
こんにちは。ウィルゲート開発室の松井です。
今回は、テレワーク下で 1 年半開催されていなかった輪読会を復活開催したことについて、 そのきっかけや開催にあたって工夫した点をご紹介させて頂きます。
なぜ復活したのか
ウィルゲートでは、テレワークが導入される2020年4月ごろまで、定期的にオフラインでの輪読会が開催されていました。 しかし、その後しばらくは開催されず、気づけば 1年半が経過しておりました。
そんな中、開発室で実施したすごい会議において、テレワーク下でのコミュニケーション活性化のための施策の一つとして輪読会が採用され、開催するに至りました。
どのように開催したのか
社内チャットツールに輪読会専用のチャンネルを作成し、題材本や開催形態、スケジュールの決定、当日のコミュニケーションのための場として活用しました。
本の共有会を事前に実施
輪読会開催の前に、「これまでに読んだおすすめの技術本を共有しあう会」を実施しました。
これによって、おすすめ本を知ることができるだけでなく、普段なかなか技術書を読まない人に「あの人はこんなに本を読んでいるのか」「あの知識はこの本で得られるのか」「本読んだ方がいいかも」といった気づきを誘発し、輪読会参加へのモチベーションを高めることができたと考えています。
何を読んだか
題材となる本は、輪読会参加メンバーに各自読みたい本を募り、その中から多数決によって数冊に絞り込んだ上でより具体的な推薦理由を参考にしつつ決定しました。
※ 案を出すにあたって筆者は、ITエンジニア本大賞などを参考にさせて頂きました。
最終的に、復活第一回目はドメイン駆動設計入門を題材として採用しました。
内容については特に触れませんが、勉強になることばかりで輪読会での議論も活発に行われていました。
開催形態
輪読会は工夫次第で様々な開催形態が考えられますが、「復活開催」かつ「テレワーク下では初」ということもあり、「本を読み切る」ことを裏目標に置きつつ、以下のような形で開催しました。
- 本を一定量ごとに区切り、各回持ち回りで簡単なまとめを作成して共有
- 一般的かと思いますが、参加するにあたっての責任感を高めるねらいもありました。
- 各回の議論をチャットツール上の一つのスレッドに残す
- 疑問点や気づき、補足などの議論をログに残すことで、オンライン上でのコミュニケーションを活性化し、また後で振り返ることができるようにしました。
- oVice で開催
- 弊社で導入しているバーチャルオフィスの oVice 上で開催し、リアクション機能を含め気軽にコミュニケーションを取り、また気軽に様子を覗けるようにしました。
最後に
進行に際して細かい点で苦労したこともありましたが、輪読会自体は最後まで完走することができ、充実したものになりました。
私自身社外コミュニティの勉強会や輪読会にも参加するようにもなり、また参加メンバーの中には読書機会が増えた人もいました。 題材本の知識を取り入れることができただけでなく、副次的な効果もあったので、無事に開催することができてよかったです。
「ウィルゲート Advent Calendar 2022」、翌日は大嶋さんの「開発本部の役割と活動に関して」です。