ウィルゲートの開発室で今後に目指したいこと

はじめに

この記事はウィルゲートアドベントカレンダー2019(25日目ラスト)の記事です。

この10月から前任の鶴飼から執行役員を引き継いだ向平(ムカイヒラ)です。

 ウィルゲート向平

ウィルゲートには、この6月に入社したので半年しか在籍していませんが、今ではウィルゲートの開発室がとても好きになっています。 この記事では、なぜウィルゲートの開発室を好きになったのかと、そんな開発室で今後に目指したいことについて語りたいと思います。

前談(私の経歴について)

ネットエイジでの下積み

私のキャリアのルーツは、ネットエイジという会社にあります。

ネットエイジは、2000年前後の渋谷ビットバレー構想(元祖)の中核にいた会社で、新しいインターネットサービスを作り起業することを支援する、いわゆるインキュベーターと言われた会社です。

ネットエイジは、次々に会社を作っていく会社でしたので、そこには自然に、後に優秀な経営者やCTOになる人たちが集まり、そんな中で下っ端のエンジニアとして働いていました。 *1

スタートアップの創業

そんな環境で揉まれているうちに、いつしか私もネットエイジから出資を受けてTAGGYという会社を創業することになります。

TAGGYでは、取締役CTOとして、検索サービスやSEO対策サービス、レコメンドサービス、広告配信サービスなど、機械学習やビックデータを取り扱うサービスの開発に従事し、時には事業責任者としてサービスの企画構想や営業などにも従事してきました。

その後、ウィルゲートと出会い、現在に至ります。

ウィルゲートに入社してみて

私が今までいた組織は、どちらかというと、個性が強くクセがあるけども一級品の技術を持つシニアなエンジニアが多くいるような組織でした。

しかし、ウィルゲートは、どうしてもシニアなエンジニアには見劣りする、若いエンジニアが多い組織です。 正直、当初は「なかなか大変だぞ」と思っていました。

しかし、そんな悩みはすぐに解消します。

ウィルゲートのエンジニアは、少しヒントを与えるだけで、あっという間に自主的に本を読んだりして知識を吸収し、その上で、勉強会などで他のメンバーにも吸収した知識を伝えてくれるのです。

素直に課題を受け入れて成長する意識、学んだものをアウトプットする意識、自分だけではなくチームで成長しようとする意識が、とても高いのです。

ウィルゲートの若手エンジニアたち

私は、あっという間に、こんなウィルゲートのエンジニアたちが大好きになりました。 そして、そう遠くない未来に若いエンジニアが力をつけて、大きく活躍してくれると信じています。

開発室として目指したいこと

この業界は、技術が進化するスピードが早く、次々に新しい新興企業が現れては、人々の生活や価値観を変えていきます。

このような環境では、5年前に通用していた技術や手法が、今では全く使えなくなるということが起きてきました。 そんなインターネット業界で、20年近くもベンチャー企業で奮闘して身に染みて大事にしたいことがあります。

それは「激変する環境に合わせスピードを持って変革し続ける」ことです。

そのためには、現状に満足することなく、次なる変革の芽をつかむために、スピードを持って検証サイクルを回していくしかありません。 しかし、ビジネス部門、開発部門、運用部門が分断していると、連携が疎になり、スピードを出すことができません。

BizDevOps

そこで、開発室として取り入れたいことの1つ目は、BizDevOpsです。

私の考えるBizDevOpsは、顧客の課題を解決するソリューションを考え(Biz)、ソリューションを実装し(Dev)、ソリューションを届ける(Ops)ことを、ONE TEAMで提供することにより、スピードを持って開発していくことです。

そのために、デザインスプリントの手法を取り入れたり、OKRを取り入れたり、SREチームを立ち上げたりしています。 また、リーンスタートアップやグロースハックなどの手法をエンジニアに学んでもらったりしています。

なお、このような手法を取り入れたチームのエンジニアは、意思決定に加ったりすることにより「やらされ感」がなくなり、楽しみながら主体的に仕事をするようになりました。

そして主体的に仕事をすることは、次に語ることでも、必要な条件になります。

自己組織化チーム

開発室として取り入れたいことの2つ目は、自己組織化チームです。

同時多発する技術や市場の変化に対して、トップダウンで意思決定していくと、並列で処理できなくなりスピードが鈍ってしまいます。 私の考える自己組織化チームは、常に顧客の課題を解決する方法を自ら考え実践し、時には組織のあり方さえ自分たちで変えていく、そんなチームです。

自己組織化チームを実現するには、チームメンバーが同じレベルで情報や課題を共有し、チームメンバーの全員が活発に意見を出しあえる環境が必要になります。

ウィルゲートは、もともと、このような文化を持っていますが、それをさらに促進しています。

また、自分たちの組織のありかたを自分たちで考えて形作っていくことを推進するために、以下の3つのチームを立ち上げました。

  • 組織デザインチーム

エンジニアとしてのキャリアパスをどう作るかを自ら考えることを促進

  • 組織活性化チーム

自らが誇れるエンジニア文化を自ら作り発信することを促進

  • リーン&グロース促進チーム

エンジニア自らがユーザーの課題を解決するための企画を考えることを促進

なお、これらのチームの活動に参加するエンジニアは、少しずつCTOの視座に立って物事を考えられるようになってきていると感じています。

そして次に語ることは、最も重要な最後のピースになります。

最新技術の導入

開発室として取り入れたいことの3つ目は、最新技術の導入です。

 未知なる技術を取り入れる事は、プロジェクトの遅延や予期せぬ問題を引き起こす要因になりますが、技術革新が進む中、新しい技術についての情報を収集し取り入れないことは、開発スピードや生産性、機能の優位性などを、競合に対して相対的に落としたり、新しいビジネスチャンスを取り逃がしたりすることになります。

 ウィルゲートでは、もともと新しい技術への取り組みは行ってきましたが、もっともっと加速させるべく、新しい開発言語(Kotlin)の導入や、新しい技術をプロダクトに組み込む企画を発表するイベントなどを進めています。

最終的に目指したいこと

このような取り組みを通して、我々は「激変する環境に合わせスピードを持って変革し続ける」ために必要な力を身につけ、最終的には「圧倒的なサービスの成長を実現し、業界で一目置かれるエンジニア集団」になっていきたいと思います。

また、私の大好きな「チームとして成長を支え合う文化」を大切に守って行きたいと思います。

謝辞

こんな素晴らしいエンジニアチームを作ってきてくれた前任の鶴飼には尊敬と感謝しかありません。

この素晴らしいエンジニアチームを引き継ぎ、より強いチームにしていくことを、ここに誓います。

向平康将

Merry Christmas !

*1:※詳しくは「ネットエイジマフィア」などのキーワードで検索すると詳しく出てきます。