ウィルゲートではプロダクト開発にUXデザインのプロセスを採り入れていくべく、開発組織として主導的に取り組んでいます。 その一環として、より体系的な知識習得と組織への浸透を図るためにUI/UXデザイン担当の私が「GoogleUXデザイン プロフェッショナル認定」の受講してみました。簡単な内容紹介と感想をつづります。
Google UX Design プロフェッショナル認定ってなに?
全7コースで構成されており、1コースごとに修了証がもらえるため、必要なコースを選んで知識を身につけることができます。 修了証は履歴書にも書けますので就職や転職に役立ちそうです。
現時点でこの講座、教材、課題すべて英語なんです!(今後日本語対応する見通しはあるみたいです) 大変かと思われますが、翻訳ツール(DeepLを使用)を使えば、英語が苦手な自分でも進めていくことができました。
受講費用とコースの内容はこちら
受講料は月額$39 と設定されています。目安としては週10時間の学習で、6ヶ月で修了できるボリュームとなっています。 1日2時間相当になるためそれなりに大変ですが、今回受講した際はこの学習のための時間を業務時間に充てる形で進めさせてもらいました。
ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの基礎知識( Foundations of User Experience (UX) Design)
UXデザインプロセスを開始する: 共感する、定義する、アイデアを出す (Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate)
ワイヤーフレームとローフィデリティプロトタイプの構築(Build Wireframes and Low-Fidelity Prototypes)
UXリサーチの実施と初期コンセプトのテスト(Conduct UX Research and Test Early Concepts)
Figmaで忠実度の高いデザインとプロトタイプを作成する(Create High-Fidelity Designs and Prototypes in Figma)
Adobe XDによるレスポンシブWebデザイン(Responsive Web Design in Adobe XD)
ソーシャルグッドなユーザーエクスペリエンスをデザインする&就職に備える(Design a User Experience for Social Good & Prepare for Jobs)
それぞれのコースはボリュームがありながらも、少しずつ進めていくことができるため、働きながらでも効率よく学ぶ事ができます。 コース内容は購読や視聴だけでなく、実際にワークするテストや課題などもあり多くの時間をとられる事もあるので、毎日少しでも講座のための時間を確保しましょう。
受講してみた感想
ユーザーのニーズを定義し、問題を解決するために必要なフレームワークなど、改めて学べた部分は大きく、これまで偏った知識で制作をしていたと気付かされました。今回の経験を経て開発メンバーなどに向けての研修も行いました。知識の共有をすることで業務標準化していければと思います。 デザイナーの方はもちろんですが、ディレクションやプロダクトマネジメントに関わる方や、開発要件を決めていくプロセスに携わるエンジニアの方などにも広くオススメです。
無料期間もあるので是非お試しください。
公式サイトはこちら:Google UX Designプロフェッショナル認定