G検定(ジェネラリスト検定)に合格しました!! AIの体系的な知識獲得を目指して

こんにちは!ウィルゲート開発グループの水口です。
この度、G検定(ジェネラリスト検定)G2024#5に合格することができました。
今回はG検定について、受験した感想やおすすめの勉強方法をご紹介します!

G検定とは

概要

www.jdla.org

G検定は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する資格で、AIに関する幅広い知識を証明するものです。ITスキル標準(ITSS)ではレベル2に相当し、技術者やAI活用を目指す人にとって人気の資格です。

試験の形式

  • IBT方式
    自宅や職場からオンラインで受験できます。動作環境以外では、特に制限がないため、調べながら回答することも可能です。
  • 選択式問題(4択)
  • 120分間で200問程度
    次回(G2024#6)以降は160問程度に変更予定

試験の内容

【技術分野】

  • 人工知能とは
  • 人工知能をめぐる動向
  • 機械学習の概要
  • ディープラーニングの概要
  • ディープラーニングの要素技術
  • ディープラーニングの応用例
  • AIの社会実装に向けて
  • AIに必要な数理・統計知識

【法律・倫理分野】

  • AIに関する法律と契約
  • AI倫理・AIガバナンス

※試験の詳細は、G検定公式サイトでご確認ください。

受験のきっかけ

生成AIの業務活用が本格化してきた

ChatGPTの登場後、生成AIが急速に普及し、弊社でも業務効率化等に活用しています。AIを活用した新しい業務プロセスも進んでおり、AI知識の重要性が高まっています。

自社プロダクトへの生成AI導入

弊社のプロダクト(TACT SEO)でも生成AIを活用した記事作成機能の提供を始めました。その開発を進めるにあたりAIの仕組みを理解する必要があり、G検定での学習が役立つと感じました。

これまでAIに触れる機会がなかった

情報工学を専攻していたものの、AI分野には触れる機会がありませんでした。業務でAIが重要になり、体系的に学べるG検定を受験することにしました。

受験した感想

私が受験したG2024#5の合格率は75%と一般的なIT資格と比較して非常に高い結果でした。しかし、実際に受けてみると難易度は決して低くないと感じました。

出題範囲が広い

AIに関する基本概念から具体的な手法、活用事例、法律まで幅広くカバーされていました。また詳細な部分まで出題されるため、表面的な理解では対応が難しく、体系的かつ網羅的な学習が求められました。

出題数が多い

G2024#5では190問が出題され、1問あたり40秒程度で回答する必要がありました。限られた時間の中で解答することが求められるため、時間管理が重要でした。

理解度を問われる問題が多い

単純に用語そのものを問う問題は少なく、説明文が選択肢となる問題が多いと感じました。そのため、問題文だけでなく選択肢の内容も深く理解していないと、正確な回答が難しいと感じました。

G検定の勉強と受験を通して感じる効果

機械学習への理解が深まった

以前、社内で実施されたエンジニア向けの機械学習研修では、当時ほとんど内容を理解できませんでした。しかし、G検定の勉強を通して、基本的な用語や仕組みを学び、研修内容を改めて振り返ると、その意義や説明が非常にわかりやすく感じられるようになりました。

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学習済みモデルの活用に必要な知識を習得

独自にAIモデルを作成したり、カスタマイズするには、G検定より高度な専門知識が求められます。しかし、G検定で基礎的な概念を学んだおかげで、専門的な分野に進むためのハードルが低くなり、より実践的なAI活用に向けて自信がつきました。

プロダクト開発に役立つ知識が増えた

G検定ではAI技術だけでなく、自然言語処理や画像認識など、プロダクト開発に直結する知識も学べました。特に、弊社のプロダクト「TACT SEO」でも利用している自然言語処理の仕組みについて、今回の勉強で理解が深まり、開発への応用がより具体的に見えてきました。

こんな方におすすめ

  • AIに触れたことがなく、基礎から学びたい方
  • 生成AIを日常的に使っているが、仕組みを理解したい方
  • 生成AIだけでなく、AI全般の技術や活用に興味がある方

おすすめの勉強方法

私が実際に行った対策や、受験後の気づきを基にした勉強方法をご紹介します。

オリジナルカンペの作成

G検定は自宅でのWEB試験で、試験中に情報を調べることが可能です。
そのため、事前にテキストを読み込み、重要な用語や概念について簡単にまとめた「カンペ」を作成することをおすすめします。
シラバスに掲載されている用語について、概念の説明や手法の特徴、他の手法との違いなどを整理しておくことで、スムーズに試験に対応できると思います。

問題演習で実践力を高める

G検定は回答時間が限られているため、なるべく即答できる問題を増やすことが必要です。 問題集を繰り返し解いて、カンペを見なくても答えられるようにしましょう。

本番に向けた準備

試験では、時間に追われる中で、焦りから覚えていた内容が飛んでしまうことがありました。 そのため、わからない問題をカンペやネット、生成AIなどを使って素早く検索する練習をしておくと、試験中の対応力が上がると思います。

学習に役立った書籍・サイト

次に挑戦したい資格

  • Generative AI Test
    G検定と同じ団体が主催する生成AIに特化したミニテストです。

  • E資格
    G検定と同じ団体が主催する、AI実装に特化したエンジニア向けの資格です。
    難易度は高め(ITSSレベル3)ですが、実践的なAI技術を活用するために、ぜひ目指してみたいと思っています。

  • DX推進パスポート
    G検定、DS★検定、ITパスポートの3つの資格の取得数に応じて認定されます。
    AIの基礎知識とDX推進に関する幅広いスキルを証明するのに役立ちます。

さいごに

G検定を通してAIの基礎を学ぶことができ、今後のAIトレンドを追いかける際にも役立つと実感しました。これからAIに触れてみたい方、仕事に生かしたい方にもおすすめできる資格です。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。