10年ぶりの資格試験は合否に関わらず学びがあった

こんにちは、セールステック開発の田島です。

みなさん、資格試験にはチャレンジしていますか?

私はしていません。どれくらいしていないかというと、就職以来一度もしていません。

一方、最近社内では資格試験の機運が高まっています。情報処理推進機構にも基本情報技術者、応用情報技術者、システムアーキテクト、プロジェクトマネージャ、などなど勉強になる資格試験がたくさんあります。

そんなに皆取り組んでいるなら私も何か受けてみようかしら、と思い先日「テクニカルライティング検定」というものを受験しました。

jtca.org

久々に資格試験に取り組んでみて感じたのは、「資格試験に挑戦すること自体にすごく価値がある」ということでした。


勉強するきっかけを作ってくれる

当たり前の話ですが、資格試験を受けるからにはその内容について勉強をします。 仕事の中では必要な範囲にとどまりがちな知識も、必然的に改めて体系的に学ぶ機会となるわけです。

知っていることは理解を深められるし、知らないことは一気に吸収できる。私にとってはこれ自体がとても大きな価値でした。 実務の中で自然と身につけてきた知識も、改めて整理してみると意外と穴があることに気づいたり。

試験日という明確な期限があることもありがたいです。 そしてせっかく試験を受けるのだから当然合格したいわけで、ポジティブに動けるのも良いところです。

試験そのものに緊張感を得られる

緊張感。得なくなってどれほど経つでしょうか(個人によって差異があります)。

私は今回が10年ぶりの受験なので正直かなり緊張しました。

時間が区切られた中で問題を解く感覚、開始直前のあの静けさ、終盤の焦り。
久しぶりに試験特有の緊張感を味わい、ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。
余談ですが会場に時計がなく、腕時計も家に置いてきていたので時間がさっぱり分からずかなり焦りました。こういう感覚も懐かしいですね。

そして同時に集中して何かに取り組む時間は気持ちいいものだなとも感じました。
普段の仕事でも、試験中までとはいかずとも一定の緊張感を持って取り組む方がパフォーマンスが出ると思っています。これは自省です。

不合格でも「何が理解できていないのか」を理解できる

ここまで良いように書いていますが、結果は思いっきり不合格でした。 試験中もあまり手応えがなく、勉強不足を思い知らされました。

ただ試験のフィードバックを通じて、自分が理解できていなかった部分が改めて明確になったのは大変良かったと思っています。 もちろん資格が取れることは重要ですが、(特に今回の場合は)何か勉強になれば、という思いもあったため、試験を通してさらに理解に繋げられたのはかなりプラスでした。

まとめ: 「挑戦すること」自体が価値

今回、約10年ぶりに資格試験に挑戦してみて感じたのは、 「資格試験は合否だけでなく、挑戦すること自体が価値になる」ということでした。

必然的に勉強する機会が得られ、緊張感の中でパフォーマンスを発揮する感覚を得られ、理解できていなかった部分を再度振り返る機会を得ました。 これを価値と言わずして何を価値といいましょうか。

もし「最近ちょっと新しい刺激がほしいな」と感じている人がいたら、 気になる資格試験をひとつ選んでみるのもおすすめです。 きっと何かしらの役に立つかと思います。

私もまた何かの試験を受けてみようと思います。 今度は合格できるといいですね。