はじめに
こんにちは!インフラユニット所属の野中です。
3/22(土)に開催されたPHPerKaigi 2025で初登壇しました!
今回は「OpenSearchのデータをGrafanaで可視化して、自由の翼を授ける」というテーマでお話しさせていただいた経験と、その内容について共有したいと思います。
登壇内容:OpenSearchとGrafanaの実践的活用法
私たちは以前「アポトル」というプロダクトでOpenSearchを導入しました。
OpenSearchの導入背景や技術的詳細については、以下の記事も併せてご覧ください。 tech.willgate.co.jp
そのOpenSearchを運用する中で、「運用コストが高い」という問題に直面しました。そこで解決策として、Grafanaによるデータ可視化を実装し、その経験から効率的な運用を実現した経緯や効果について登壇しました。
登壇資料と参考情報
発表で使用したスライドはSpeakerDeckで公開しており、基本的な概念から実装内容、そして実際に得られた効果までをまとめています。
初めての登壇で学んだこと
PHPのカンファレンスでありながら、正直なところPHP要素があまり多くない内容だったため、当日はかなりの緊張感がありました。
準備段階で最も意識したのは、「OpenSearchを知らない参加者でも楽しめる内容にする」ということです。技術的な前提知識を必要としない説明方法や、視覚的に理解しやすい資料作りに力を入れました。
カンファレンスならではの交流
PHPerKaigiでは「ランチマッチング」という素晴らしい企画があり、一人で参加していても他の参加者とランチを共にする機会が設けられています。この場で様々な会社の方々と技術談義ができたのは、登壇と同じくらい価値のある経験でした。カンファレンスのコアスタッフや異なる業種の方と話が出来て良かったです。
※ ランチマッチングの時の写真ランチマッチングしたパーティと天ぷら #phperkaigi pic.twitter.com/FBAadn3O6q
— おかしょい (@okashoi) 2025年3月22日
また嬉しいことに、発表後のQ&Aセッションや懇親会では「発表楽しく聞けました」といった好意的な声をいただくことができました。
資料と実際の発表の違い(発表の裏側)
SpeakerDeckに公開している資料は、著作権に配慮して一部内容をカットしています。そのため、資料だけを見ると非常に真面目で堅い内容に見えるかもしれません。
実際の発表では、柔らかい雰囲気になることを心がけ、ちょっとした遊び心のある画像や、技術コミュニティならではのネタも交えながら話しました。発表の雰囲気をより正確に知りたい方は、後日YouTubeにアップロードされる動画をぜひご覧ください!
始まった!#phperkaigi #b pic.twitter.com/DRjDKjpY03
— Takaaki Shimizu (@takaaki_w) 2025年3月22日
※ 発表時の写真聞きに来てます!がんばれ!#phperkaigi #b pic.twitter.com/gOoQ78YH2J
— ことみん (@kotomin_m) 2025年3月22日
おわりに:初登壇から得た学びと今後に向けて
初めての登壇は想像以上に緊張しましたが、それ以上に得るものが多い貴重な経験となりました。
社内の仲間だけでなく、社外の様々な方々と交流できたことで、自分の技術的視野も大きく広がったと感じています。
OpenSearchとGrafanaの組み合わせは、単なるデータ可視化以上の価値を提供してくれます。運用コストの削減だけでなく、データに基づいた迅速な意思決定や、問題の早期発見にも役立ちます。
私たちの実践例が、同様の課題を抱える方々のヒントになれば嬉しいです。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ来年のPHPerKaigiに参加してみてはいかがでしょうか!
一般参加者としても登壇者としてもスタッフとしても、きっと価値ある時間を過ごせるはずです。次は皆さんとカンファレンスでお会いできることを楽しみにしています!