こんにちは!ウィルゲート開発グループでEMをしている佐々木です。
この記事では、5%ルールを活用して2025年12月に開催された「Engineering Manager Conference Japan 2025(EMConf JP)」に参加した感想をお伝えします!
5%ルールとは
5%ルールとは、業務時間の5%を自己研鑽に充てられる制度です。最大3ヶ月分の5%(3日分)をまとめて取得でき、社外の勉強会に参加したり、技術を習得することができます。利用後に開発メンバー全体に、感想やブログなど実施した内容の簡単な共有を行うことがルールです。
今回、私は入社後初めてこの制度を利用しましたが、結論としてとても良い経験になりました!
業務時間の一部を活用して学習できるため、普段の忙しさの中でも積極的に学びの機会を作ることができました。
また、特に良いと感じたのは、各人がその時に必要とする学びに柔軟に対応できる点です。 個々の状況やスキルに応じた学習が可能なため、成長に直結させることができる有意義な制度だと感じました。
Engineering Manager Conference Japanとは
Engineering Manager Conference Japan(通称: EMConf JP)は、エンジニアリングマネジメントにフォーカスしたカンファレンスです。
公式サイトでは、次のように紹介されています。
Engineering Manager Conference Japan(EMConf JP)は、エンジニアリングマネジメントを実践する皆さんのためのカンファレンスです。
私たちの掲げるテーマは「増幅」と「触媒」。 Engineering Manager(EM)たちが生み出す熱が、より大きく、より広がっていくようなイベントとなることを目指しています。
EMを目指すエンジニアからベテランEM・経営者に至るまでが一同に会すこの場で、ともに学び、悩みを分かち合い、お互いの心に火を灯しましょう!
EMConf JP 2025 オフィシャルサイト より引用。
会場について
今回のカンファレンスは、「ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター」で開催されました。
オフィス街にある大きなビル内にあり、とても綺麗な会場でした!
当日のタイムテーブル
当日のタイムテーブルは、以下のページで公開されています。
オススメのセッション
どのセッションも素晴らしかったのですが、特に印象に残った2つをご紹介します。
エンジニアリングマネージャーのロードマップ エンジニアリングマネジメントの4次元と生成AI時代の戦い方
『エンジニアリング組織論への招待』の著者である広木 大地さんによる講演でした。 生成AIの登場により、エンジニアリングマネージャーの役割がどのように変わっていくのかについてお話がありました。
「すべてのエンジニアは、AIをメンバーにもつエンジニアリングマネージャーとなる」というフレーズがとても印象に残っています。
サバイバルモード下でのエンジニアリングマネジメント
サバイバルモードに限らず、EMとして意識すべき大切なポイントをたくさん学ばせていただきました。
事業が厳しいフェーズでは短期的な施策に目が向きがちですが、長期的な視点を持つことでメンバーのモチベーションを高める手法がとても参考になりました。 自身の行動を見つめ直す良いきっかけにもなりました。
その他の発表スライドは以下のページで公開されています。ぜひご覧ください。
参加してみた感想
率直に言って、参加して本当に良かったです!
著名な方のセッションはもちろん、さまざまな領域のEMの方々の話を聞くことができ、とても貴重な経験になりました。
EMになってからは社内での経験が中心でしたが、他社のEMの方々の声を聞くことで、新たな視点を得られたのが大きな収穫でした。
特に、スポンサーブースやセッション内で他社のEMの方とお話しする機会が多く、会社や環境が違っても同じ悩みを抱えていると分かり、とても嬉しいような気持ちになりました。
さらに、当日はスタンプラリーで景品をもらえたり、楽しいイベントも盛りだくさんで、大満足の1日でした!
おわりに
EMの方はもちろん、エンジニアリングマネジメントに興味のある方にもとってもおすすめしたいカンファレンスでした!
今回は懇親会付きのチケットを取れませんでしたが、次回は参加の上、より多くのEMの方々から学びを得えたらと考えています。
ご興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか!