コロナ禍でも偶発的コミュニケーションを促進する雑談タイムをはじめました

こんにちは!開発組織活性チームの小澤(ricky)です。 今回は開発組織活性の一環として「雑談タイム」という取り組みをはじめましたので、内容をご紹介します。

雑談タイムとは?

雑談タイムとは、コロナ禍において開発室に所属している社員同士のコミュニケーション機会を創出するために、業務に関係ない話を行う時間を明示的に設ける取り組みです。現在は週2回、各回15分間で部署をまたいで実施しています。参加は任意で、必ずしも話す必要はないので業務中のBGM代わりに参加するのもOKです。

開催の背景

2020年3月27日、株式会社ウィルゲートは新型コロナウイルスの感染拡大にともなう外出自粛の要請をうけ、全社員に対してテレワークを推奨しました。テレワークでの業務はSlackやGoogle Meetなどのサービスを活用することでしだいに最適化されていきましたが、同時に社員同士の偶発的なコミュニケーションの機会が減りました。オフィスに出社していれば隣の席や近くに社員がいるので何でもない内容の話も気軽にできましたが、テレワークだとそういったコミュニケーションを取る機会がまずありませんし、仮にコミュニケーションを取ろうとするとコストもかかります。

この偶発的なコミュニケーション機会の喪失は業務に直接関係がないとはいえ、会社への帰属意識や連帯感の低下につながる可能性が十分にあると思います。そのため、テレワークでもコミュニケーション機会を作るために雑談タイムを始めました。

雑談タイムのようす

会話にはDiscordを利用しました。Discordは音声・ビデオ通話、チャットができるアプリケーションで簡単に参加、退席ができることから採用されました。アプリと連携すれば特定のチャンネルに音楽を流すこともできます。

ある回では映画の話で盛り上がっていました。

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Discordのチャットのやり取り

社員の声

雑談タイムについてのアンケートをとって見たところ、以下のような意見がありました。

Kさん

在宅勤務の日は作業に行き詰まった時に気分が落ち込みやすいと感じていたので、雑談タイムがあってちょうどいい息抜きになりました。雑談タイムは自分のチーム以外の人と話す機会になるのも良いと思います。日々の雑談の中で最近だと、買ってよかったものの話がとても役に立ちました。今後も続いて欲しいと思っています!

Tさん

私は入社時点ですでにテレワークに移行していたため、開発室においても知らない人が結構いらっしゃったのですが、この雑談タイムのおかげで、出社しているときに比べても、会社の人達を知る機会を得ることが出来ました!

このように、テレワーク中のストレス解消の一助にもなっているようです。とくに新卒社員は他の社員の名前も知らないままテレワークに移行してしまったため、この機会に積極的にコミュニケーションをとっていました。

終わりに

すでに多様な働き方が実現しつつある社会で、会社への帰属意識や連帯感の低下は少なからずあると思います。その中で偶発的なコミュニケーションを必然的に起こし、社員同士のコミュニケーションを活性化させる取り組みを今後もしていきたいと思います。